原始時代の人類が自然の恵みを求めて採集・狩猟の生活から、より安定と効率を求めて農耕・栽培・畜産。養殖の生活に移行し、さまざまな文化・文明を生み出し、その歴史が時代の変遷を経て現代に引継がれてきたのです。 ワインの歴史もその一つで、最初は野生の葡萄から自然発酵した果汁の摩訶不思議な飲物を神の恵みと敬い「生命の水」と讃えながら生活に溶け込むにつれて、果実の選択・栽培へと進化していったと考えられてきたのです。 その後、ワイン醸造の革命とも言うべき人の手による葡萄の栽培が、何時、誰によって行われたかを探ろうとした試みが、旧約聖書の巻頭に載った『創世記』の西暦前4000年を元年とする年表を引用した、ドイ… もっと読む »
ノアの方舟伝説
2019.04.17