神とは、神という絶対的な存在があるわけではなく、神とそれを信じる人々との相対関係であるという説を受けて、広辞苑の『神』の定義を覗いてみますと、第一義に「人間を超越した威力を持つかくれた存在。人知を以ってはかることのできない能力を持ち、人類に禍福を降すと考えられる威霊。人間が畏怖しまた信仰の対象とするもの」、第二義に「日本の神話に登場する人格神」、第三義に「最高の支配者」、第四義に「神社などに奉祀される霊」、第五義に「人間に危害を及ぼし怖れられているもの」第六義に「キリスト教で、宇宙を創造して歴史を司る全知全能の絶対者」などと広範囲に及んでいることが分り、日本人が八百万(やおよろず)の神を祀って… もっと読む »
酒神・ディオニソス(バッカス)
2019.05.10