去る2026年5月17日から23日にかけて、「German Wine Society Japan Study Trip 2026」ドイツワイン研修旅行を開催いたしました。今回の研修旅行では、「ドイツワインの歴史を知る」をテーマに掲げ、ノイマーゲンのローマ時代のワイン船や、ヴィクトリアベルクの畑に建つ記念碑など、ドイツワインの歴史を物語る数々の場所を訪問しました。
前半のアール地方では雨が降ったりやんだりするあいにくの天候となりましたが、後半のモーゼル地方からラインガウ地方にかけては、最高気温が28℃を超える暑い日が続きました。
アール地方では、2021年の大洪水の爪痕が今なお各地に残されており、橋の一部は仮設橋に置き換えられ、ワイナリーも建て直しや改修を余儀なくされるなど、被害の大きさを実感しました。そのような状況の中にもかかわらず、私たちを温かく迎え入れてくださった生産者の皆様には、心より感謝申し上げます。
モーゼル地方では、名高いベルンカステラー・ドクトールの畑を散策したほか、ローマ時代の歴史的遺構が残るトリアーの慈善連合協会地下蔵でのテイスティング、さらにルーヴァー地区の歴史ある2軒の醸造所を訪問しました。それぞれのワイナリーで造られるワインを比較試飲することで、モーゼルワインの多様な個性と魅力を深く学ぶことができました。
ラインガウ地方では、クロスター・エーバーバッハの歴史について学んだ後、テイスティングを実施しました。ドイツワインの歴史と文化、そしてその背景にある伝統への理解をさらに深めることができ、大変有意義な研修旅行となりました。
ご参加いただいた皆様ならびに訪問先の皆様に、改めて厚く御礼申し上げます。
訪問先は以下の通りです。
<アール>
クロスターマリエンタール醸造所
マイヤー・ネーケル醸造所
バートラム・バルティス醸造所
ジャン・ストゥデン醸造所
ドイッツァーホフ醸造所
マイショース・アルテンアール生産者協同組合
<モーゼル>
ドクター・H.ターニッシュ(エルベン)醸造所
ホスピチェン・トリアー慈善連合協会醸造所
マキシミン・グリュンハウス醸造所
カルトホイザーホフ醸造所
<ラインガウ>
クロスターエバーバッハ醸造所
(シュロス・ヨハニスベルク散策)
(ヴィクトリアベルク記念碑散策)
旅の記録は「ドイツワイン通信」で発信しています。
