ワインの.試飲会には一般の愛好家が集まって、新しいヴィンテージ・ワイン、古希ワイン、珍品ワイン、入手困難な特殊ワインなどの味を楽しむ試飲会と、プロが集まって真剣にワインの味香、品質、価格、銘柄などを吟味し、商業目的の商品として適格かどうかを評価する試飲会があります。 1960年代、日本のワイン文化の黎明期に、光学製品、医薬品を扱ってきたドイツ系商社が、畑違いのワインを輸入するに当たって、開いた試飲会もその一つで、当時のワイン事情を窺うことができます。 銘醸ワインを選ぶ目的で開かれた試飲会に参加した社長、役員、部長のうち、ワインに通暁した社長と、第二次大戦中ドイツに留学経験のある薬品部長を除く、… もっと読む »
魅惑のワイン試飲会
2018.05.29