新年あけましておめでとうございます。一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会会長の三木達也でございます。
ドイツワイン愛好家の皆様をはじめ、様々なお立場からドイツワインに関わる皆様におかれましては、日頃より一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会の活動に格別の御理解と御協力を賜り、深く感謝申し上げます。
2020年は新型コロナウイルス感染症をはじめ、アフリカ豚熱、鳥インフルエンザ、記録的な自然災害など様々な危機が世界と日本を脅かした1年となりました。特に新型コロナウイルス感染症の猛威は大きな衝撃を世界に与え、私たちの生活を一変させました。当連合会も断腸の思いで、ドイツワインケナー・ドイツワイン上級ケナー呼称資格試験を中止するとともに、第2回ドイツワインブラインドテイスティングコンテストを延期したところです。
一方、2021年に入り、新型コロナワクチン接種の広がりや感染防止対策のノウハウの蓄積、新たな生活様式の普及などにより私たちの社会経済活動を妨げるハードルは次第に低くなり、注視しなければなりませんが、明るい兆しは徐々に拡大していくものと思われます。
当連合会としましてもこうした機会を逃さず、皆様方と連携し、ドイツワインの普及啓発及びドイツ文化の発展に寄与できるよう、しっかり取り組んでまいります。
そこでまず、本年2月21日には、感染防止対策を講じた上で、ドイツワインの販売や流通・教育・飲食店等に携わる上級ケナー呼称資格をお持ちの方を対象とした「ドイツワインケナーエキスパート呼称資格試験(1月31日応募期限)」に取り組みます。
また、例年11月に実施している「ドイツワインケナー及びドイツワイン上級ケナー呼称資格試験」については、当連合会の活動の中でも極めて重要な取組の一つと認識しております。感染防止対策や新しい生活様式の要素などを適切に盛り込みつつ、いかに受験生の皆様のニーズにお応えできるか、引き続き試験の実施方法を含め議論を深めてまいります。
その他、昨年活動を見合わせた「第2回ドイツワインブラインドコンテスト(7月)」や「ドイツワインセミナー(通年)」、「ドイツワインの日(4月28日)ワインパーティ」などの諸活動についても、感染状況など社会情勢を見極めながら準備を進めてまいりますので、皆様方におかれましては当連合会のホームページやFacebookなどを御覧いただき、実施の運びとなりました際はふるって御参加いただければ幸いです。
本年が当連合会にとって大きな飛躍の年となるよう、役員一同、より一層力を尽くしてまいりますので、引き続きドイツワイン愛好家の皆様の厚い御支援を賜りたく、心よりよろしくお願い申し上げます。
2021年元旦
一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会 会長 三木 達也