1979年、世界をリードする先進7カ国の宰相が一堂に会する、先進国首脳会議(サミット)が、大平首相の下で初めて日本で行われました。 この会議は、1975年、2年前に襲った第一次石油危機によって、問題を抱えた国際経済を立て直すため、第2次世界大戦を敵味方に分かれて死力を尽くして戦った、アメリカ、イギリス、フランス、などの連合国側と、日本、ドイツ、イタリアの枢軸国側の首脳によって会議が持たれ、その後、カナダが加わり、毎年、持ち回りで開催する国際会議となったのです。日本で初めて開かれた会議は、再び世界を襲った第二次石油危機に伴う「エネルギー問題」が主題となり、そのことを伝える新聞記事は、余談として皇… もっと読む »
先進国首脳会議(サミット)余話
2018.03.19